今より小さい頃から、娘は一緒に寝ている私の枕の下に片腕を差し込んで眠るのが好きだ。
絵本を読んでもらったりお話を聞かせてもらったり(最近の娘のお気に入りは、自分を登場人物にしてもらって即興でお話を作ってもらうことだ)している間は普通に仰向けに寝ているのだが、いよいよ眠くなってくると私の方を向いて横になり、そのまま片腕をずりずりっ、と枕の下に差し込んで目を瞑る。
今日もそんな感じだったので、君は前からパパの枕に腕を入れるのが好きだよねえ、というと、娘はなんだか照れたような顔をして言った。
「だってこうすると、パパが手を温めてくれるみたいな感じがして安心するんだもん」
どうもありがとう。きっと、暖めてもらっているのは君ではなくてパパの方だと思うよ。



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