2010/11/15

七五三。

日曜日、七五三のお祝いに行ってきた。

妻と娘は和服でお祝いっぽいが、私はスーツなのでいつも会社に行くときと一緒で楽しくない。この日にあわせて頑張ってダイエットしてきたり、ワイシャツだけでもと新調してみたりしたのが、完全に見劣りしていた。まあ、娘の七五三では、父親なんて添え物ですよね完全に。

それはさておき。
当日は朝早くから、娘と私はアンティークの着物を貸してくれる灯屋2さんへ。(妻は別の場所で着付けをするため別行動)
最初は緊張していたのか「こわいー」と父親の陰に隠れていたりした娘だが、いざヘアメイクや着付けが始まると、テンションが上がってきたのかなんなのかすごく饒舌になってお姉さんたちとずっと楽しそうにお喋りしていた。引っ込み思案なのに、こういうとき突然発揮する社交性はきっと母親似なんだろうなあ、と思う。(付き添いの父親はぼーっとしている以外にやることがないのだ。本くらい持って行くんだった)
お借りした和服は、アンティークの本当にいいもの。七五三用のレンタル和服は汚してもいいようにペラペラの化繊のやつが多かったりするが、本当に昔着られていたものだけあって、質感が素人目にも全然違う。娘が自分で選んだ紫の和服もとてもよく似合っていて、本当にここでお借りしてよかったと思う。

着付けが終わって、お店の人に可愛い可愛い言って貰って、娘はすっかり上機嫌に。いやしかし、明らかに親の欲目だという自覚はあるが、和服を着て軽くメイクして貰った娘は愛らしいのはもちろん、なんだか急に大人びて見えた。訳もなく涙ぐみそうになったりするが、口を開けばいつもの娘だ。ちょっと安心する。

その後原宿に移動して写真館・スマイルスタイルスタジオで撮影。一時間くらい待ち時間があったので娘はちょっと飽きたりしていたが、それでも和服を脱ぎたいとか苦しいとかは一切言わなかった。着付けの時細身の娘はぎゅうぎゅう締めて貰っていて、こんなに締めて平気な顔している子は初めてかも、と灯屋の人が言っていたので密かに心配していたのだが、実際に平気らしい。いいなあ痩せてて。
和服でトイレに行けないため、飲食が最小限の娘はここらでちょっとお腹が減ってきたこともあって不機嫌になったりもしたが、写真撮影の順番が回ってくるとしっかり笑顔で撮って貰っていた。さすが女の子だ。そういえば三歳の時もずっと上機嫌だったなあ、と思い出す。

撮影後は、お祝いに来てくれたお友達一家と一緒に明治神宮へご祈祷へ。さすがに七五三前日の日曜日だけあって、どこもかしこも三歳児と五歳児と七歳児ばかりだ。でもうちの子が一番可愛い、とどこの親御さんも思っているんだろうなあ、と思いながら歩く。もちろん私だって思っている。当然だ。
移動距離も長い上に空腹と疲れも出てきていたようだが、お友達が一緒にいてくれるお陰か、ご祈祷までは楽しげに過ごすことができた。でも肝心のご祈祷の時には、ほとんど寝ていたようだが。もっとも、私もかなりうとうとしていたので偉そうなことは言えない。

ご祈祷が終わり、段々着崩れてきた和服をだましだまし保持しつつ、灯屋2さんに戻る。さっきまで疲労のために不機嫌きわまりなかったのに、灯屋のお姉さんたちに迎えられると途端にまたご機嫌に。和服を脱いで、一気に体が楽になったのもあったのかもしれない。
喉がからから、お腹がぺこぺこな娘のために、コンビニでちょっとおやつを買って夕飯までのつなぎにする。ぼちぼち体がかなりきつくなってきた父親に反して、さっきまで疲れてぶーたれていた娘はなぜか平気な顔をしている。

いったん帰宅してから、半日付き合ってくれたお友達一家と一緒に夕飯を食べに外出。お友達も娘も、なんだかとってもハイテンションではしゃぎまくっていた。ようやくまともな食事にありつけた娘は、普段の倍くらい食べていたのじゃないかと思う。

ばたばたと慌ただしく、疲労困憊した一日だったけれど、でもやっぱりお祝いしてよかったと思う。
毎日思っていることだけれど、改めて、大きくなったなあと思ったし、ここまで無事に大きくなれてよかった、と感謝した。この後も、卒業式や入学式のたびに、きっと同じようなことを思うんだろうなあ。

ともかく、七五三、おめでとう。

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